影響をうけた作曲家

Q:過去ご自身が取組まれた作品の作曲家の中で、大きな影響を受けた人はいますか?
山本:自分の中で根っこになっているのは、バッハ、ベートーベン、ブラームスですが、最も遠くてこういう天才もいるのだなと感じるのはモーツァルト、ドビュッシーです。モーツァルト、ドビュッシーに関しては、人間離れしていると感じることがあります。例えば、モーツァルトの美しい音楽に接したとき、それを作ったのが、どういう人だったのかの想像がつかない。大好きですが、弾くのはすごく遠い。そのような存在なのです。

石田:作曲家を特定する事は難しいのですが、自分が演奏する際は、その作曲家の思いをいつも大切に考えて取組んでいます。人前で演奏する人間として当たり前の事かもしれませんが、特に大事にしているところです。

山本:指揮者ではガリー・ベルティーニです。この方は東京都交響楽団にいた頃演奏しましたが、理由なく無条件にすごいと思える存在でした。ソリストではヨー・ヨー・マです。あまりのすごさに(チェロを)やめたくなってしまいます。彼の場合は、オーケストラがソリストにつけるつけないとか言う次元ではなく、知らない間にすべてが彼のペースに惹き込まれているといった感じです。お客さんを熱狂させる公演は、ままあることですが、共演者であるオーケストラの楽員をも巻き込んで熱狂させるソリストは、そうはいません。

石田:私は以前、新星日本交響楽団にいた頃演奏したフランスの指揮者パスカル・ヴェロ(Pascal Verrot, 1959年-)です。 彼との演奏は、すごく勉強になりました。今、仙台フィルの指揮者ですが、今年の11月に神奈川フィルの定期演奏会を振ることになっています。久しぶりに一緒に演奏できるので今から楽しみにしています。

山本:アンナー・ビルスマのバッハ無伴奏チェロの全集がとても気に入っていて、大切に聴いています。彼には二つのレコーディングがありますが、その両方とも素晴らしい録音です。

バッハ:無伴奏チェロ組曲全集/アンナー・ビルスマ(1992年録音:SICC-361)                 バッハ:無伴奏チェロ組曲全集/アンナー・ビルスマ(1979年録音:SRCR-2421)

石田:実は普段CDはあまり聴かないのですが、この前買った山本(裕康)さんのバッハ無伴奏は素晴しかったです。お薦めです。あと、私の3枚のソロアルバム。

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→意外な素顔


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石田泰尚/山本裕康

いつもの真剣なコンサートでのお姿だけではなく、プライベートも魅力的なお二人の素顔をうかがうことができました。
そして、クラシック以外にも共通点の多かったお二人。「長渕さん」だったり、「お笑い好き」だったり…。
相性の良さはそんなところからも来てたりするんですね。今後のご活躍がますます期待されます!!

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